日焼けが痛い！酷い日焼け後の正しいケアとは？

今年の夏はとても暑いですよね！
紫外線も多く、絶対に日焼けはしたくないと思っている方には、とてもつらい日々ではないでしょうか。

日焼け対策が不十分だった日、家で疲れを癒していたら、なんか背中が痛い。。。

そんな経験ありませんか？

そんなときは、要注意です。
日焼けを甘くみては、絶対にいけませんよ！

日焼けしたあと、お肌が痛いのはなぜ？

紫外線にはUV-A波とUV-B波があり、日焼けをするとどちらの紫外線も肌に吸収されます。
ただし、それぞれ肌に与える影響が異なります。
UV-A波は波長の長い紫外線で、肌の真皮層レベルにまで到達して、コラーゲンを切断したり肌細胞にダメージを与えます。
一方、UV-B波は表皮に対してダメージを与える紫外線で、肌が赤くなるサンバーンの原因となります。
日焼けをした後に肌が痛くなるので、ほとんどがこのUV-B波のせいです。

UV-B波は表皮の細胞を傷つけて炎症を起こしてしまうため、日焼けをすると肌が赤くなるのですが、炎症が起きているのは軽い火傷の状態です。
日焼けをした面積にもよりますが、例えば全身を日焼けした場合は全身火傷と同じですから、当然痛みは強くなります。
ですが、日焼けが火傷と言うイメージはありませんし、耐えられないほどの痛みじゃないので、我慢してしまう方も多いでしょう。
しかし火傷状態を放っておいたら、やがて痛みがどんどん強くなって水疱ができます。
水疱は時間が経つとものすごく痒くなってくるので、それを掻きむしったりすると、傷跡のように残ってしまうこともあるので注意しましょう。

日焼けで痛みを感じた場合は、火傷の時と同じようにしっかり冷やしましょう。
また、軽い痛みであっても水分はどんどん失われてしまうので、保湿成分が入ったローションでしっかりケアをしてください。
何もしないと、メラニン色素が大量に分泌されてシミが出来たり、最悪の場合皮膚がんになることもあるので気をつけましょう。

日焼けした日の夜、自宅でできるお肌ケアとは？

最近の紫外線はとても強いので、しっかり紫外線対策をしても日焼けしてしまうこともあるでしょう。
紫外線対策をしていれば多少はカット出来ているものの、それでも紫外線によるダメージは避けられないので、自宅でしっかりケアしなくてはいけません。

日焼けをしたら、すぐに美白化粧品でケアする方もいますが、これはNGです。
美白化粧品は刺激が強いので、肌がまだ炎症している日焼け状態に使うと、余計にダメージを与えてしまうので止めてください。
日焼け後のケアで大事なのは冷却と保湿ですから、美白は日焼けが落ち着いたら行いましょう。

まずは冷たいシャワーを浴びたり、水風呂に入ったりして火照りを取ります。
ただし、長時間冷たい水を浴びると体が冷えてしまうので気をつけてください。
次に日焼けをした部分に濡らしたタオルを巻きつけたり、保冷剤などでじっくり冷えるようにしましょう。
顔の場合は、ローションパックをすると冷やしながら保湿できるのでオススメです。
ですが、ローションパックも長くやり過ぎると、今度は肌の内部の水分がパックに吸い取られてしまうので、時間はきちんと守ってください。

肌の火照りが落ち着いたら、まずはローションをたっぷり塗って十分に水分補給をしてください。
補給が十分かどうかの目安は、肌を触った時にひんやりしていることなので、肌が冷えたら保湿クリームをたっぷり塗りましょう。
日焼けがひどいと防御機能によって皮脂の分泌が過剰になりますが、保湿クリームは欠かさないでください。
このケアは日焼け当日だけではなく、肌の状態が落ち着くまでの3日間ぐらいは必ず続けるようにしましょう。

食事にも十分気をつけてください！

日焼けをすると、肌は大きなダメージを受けて免疫力や抵抗力が大幅に低下します。
また、内部ではメラニンの生成が盛んに行われるので、のちのちシミに悩まされることになるので、体の中から肌を元気にする食べ物を食べましょう。

肌の栄養となるのはビタミンですが、特に日焼けに効果があるのはビタミンA、C、Eです。
どのビタミンにも優れた抗酸化作用があり、紫外線によって発生した活性酸素を取り除いて、肌の回復をサポートしてくれます。
中でもビタミンCとビタミンEは抗酸化力が高く、一緒に摂ると相乗効果でより効率よく日焼けのダメージを回復することができます。
また、ビタミンCはメラニンの生成を抑制したり、メラニン還元作用を持っているので、ダブルの美白効果が期待できます。

ビタミンAが含まれているのは、人参やかぼちゃ、トマトなどの野菜です。
ちなみに、トマトにはビタミンCもビタミンEも含まれているので、2個食べると必要摂取量の半分が摂れるという優秀野菜です。
ビタミンCは、ピーマンやブロッコリーなどの緑黄色野菜に豊富に含まれますが、柑橘系の果物やいちご、キウイなどにもたっぷり含まれています。
ビタミンEは、アーモンドを始めとするナッツ類、大豆、ごまなどに豊富に含まれています。

日焼けをしたら、これらの食べ物を組み合わせてたっぷり食べるようにしましょう。
また、普段からビタミンA、C、Eをしっかり摂っていると、日焼けのダメージも軽減できるので、日焼け後以外でも食べるようにするといいですね。

日焼けを甘くみてはいけません

いかがでしたでしょうか。
簡単にできる日焼け後のお肌ケアについてご紹介させて頂きました。

日焼けする前に防止したいものですが、どうしてもそれができないときもあります。
そんなときは、必ずアフターケアを心がけるようにしてください。
ちょっとしたケアで、自分のお肌を守ることできます。

おばあちゃんになったときに後悔しないように、日焼けには十分気をつけましょう！